こんにちは!
地方で小学生2人のシングルマザーをしている、kyu-naです。
転職は2度目、今は手に職をつけるべく日々奮闘中!
私の経験が、少しでも同じ母子家庭のみなさんの参考になればという思いでブログを始めました。
さて今日は、シングルマザー (母子家庭)への支援のひとつである、「就学支援制度」について。
私も小学生2人を子育て中のシングルマザー ですのでこの制度を利用させていただいています。
子どもがお手紙でもらってきますが、相談とか質問とか誰にしますか?
実際、誰が利用しているのかもわからないし。
そんな不安を解決するべく、ひとつの記事にまとめました。
参考になれば幸いです。
「就学支援制度」とは?
支援の目的としては、子どもが安心して勉強できるように、国の法律に基づき、学習に必要な費用を援助してくれるという制度です。
母子家庭についても、必ず利用できるものではないようです。
対象者について
就学援助の対象になるか、ならないかは、昨年の所得額が目安になります。
申請時の世帯人数による基準の所得金額というものが設けられています。
基準となる所得額
↓
2人世帯 1,916,000円
3人世帯 2,296,000円 → kyu-naはこれです。
4人世帯 2,676,000円
5人世帯 3,056,000円
6人世帯 3,436,000円
7人世帯 3,816,000円
ちなみに、kyu-naの場合
世帯人数は3人(私+子ども2人)なので、上の表の2,296,000円の所得金額が目安となります。
ここで、ベレ子チェック!
ここでいう所得額とは??
下の表にある、赤枠の部分に入る金額だよ。
世帯人すべての所得額を出す必要があるので、
母子家庭ではない場合、家族全員の所得の合計が基準額となります。
収入の一番多い方だけの所得額とかではないので、、、
その点は気をつけて!
審査って厳しいの?
こんな質問がありました。
質問
母子家庭です。
昨年の所得だと目安となる所得額を少し上回っているのですが、今年はコロナの影響で所得が減少しました。就学援助は可能でしょうか?
回答
まず、お住まいの自治体に相談してください。
あくまで自治体の判断によりますので、確実な回答にはなりませんが、昨今コロナの影響で失業や減収など昨年より所得が減少している世帯は多いです。
わたしもその1人でした。
自治体に電話した時に言われたのが、
「所得が減少したことがわかる書類を申請書と一緒に送ってください」
と言われました。
ですので、相談者様の自治体にも一度確認してみてください。
審査の結果がでるには、約2ヶ月ほどかかります。
審査の結果が気になるところですが、お知らせがあるまで待ちましょう。
つまり、可能性はある!
ということです。
審査のはっきりとした基準はわかりませんが、所得が減少し、今までより生活が苦しくなる事情を添えた上で、必要書類、申請書を提出するといいでしょう。
就学援助の申請手続きについて
学校からのお便り、もしくは自治体のHPでお知らせされているはずです。
6月、9月、1月の年3回の申請タイミングが準備されています。
6月に申請して、審査にクリアし、認定された場合は、その年の1年間の就学援助が受けられます。
年度の途中、例えば9月に就学援助の申請をして、審査にクリアした場合は、その年の残り2回分(2月期と3学期)の就学援助が受けられるということになります。
年度途中で申請する理由としては、離婚した場合、所得が激減した場合、失業した場合など様々な理由が考えられます。
就学援助って、実際どれぐらい支援してもらえるの?
気になるところです。
実際に、私が昨年度支援していただいた、就学援助費を発表します。
約60,000円です。
支援金額の内訳として、
- 学用品費
- 学校給食費
- 新入学準備費
- 通学用品費
- 郊外活動費
- 修学旅行費
- 通学費
これらの費用の一部を援助いただけます。
かなり、大きいです。
給食費や活動費など、年間を通すと結構な金額がかかっていることがわかります。
ましてや2人となると、倍ですから、ありがたい支援です。
援助金の入金タイミング
就学援助費の入金は、後払いです。
費用はいったん自分で学校へ支払います。(援助を受けられていない方と同じように)
そして、学期が終わるごとに、学校でその学期の費用を計算し、自分の口座へ後日入金される、という流れです。
入金スケジュール(kyu-na自治体の場合)
1学期分は2学期の初め(9月中旬)
2学期分は3学期の初め(1月中旬)
3学期分は学期末の3月中旬
※あくまで、kyu-naの住む自治体の目安です、ご了承ください。
【おまけ】新入学準備費って、いつもらえるの?
小学校、中学校へ入学するタイミングで援助される「入学準備費」があります。
- 小学校入学 約5万円
- 中学校入学 約6万円
新学期の学用品とか何かと準備しなきゃだから、
すごく助かるよね!
そうなんです。
すでに、就学援助の認定をすでに受けている方は、新たな申請などは必要ありません。
3月中旬頃の入金を待つのみです。
今後申請をされる方、大丈夫です。
まだ間に合います。
ただし、入学、進学のタイミングで市外への転出をされたり、進学される中学校によっては支援が受けれたり、受けれなかったりもあるようです。
これから申請を考えられている方は、あらかじめ事情を伝えておきましょう。
まとめ
シングルマザーにとっては本当にありがたい支援です。
所得が減少した方、特別な事情がある方なども、一度自治体へ相談してみてください。
私自身、最初は利用することに躊躇しました。
なぜかというと、母子家庭で所得が少ないという後ろめたさが、私をそうさせていたのでしょう。
誰にも相談できないし、周りに利用している人もいない。
そういった不安をお持ちの方。
安心してください。
私はもう、5年も利用させていただいています。
この援助で全てが解決するわけではありませんが、少しでも家計の負担を軽くするためにも、この記事を見て、動くきっかけになれば幸いです。
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