結論、子どもの運動会に祖父母(義両親)を呼ばなくても大丈夫です。
ただし、祖父母にお断りする場合は、断り方とその後の対処に十分注意しましょう。
大切なポイントは、祖父母に対して丁寧なコミュニケーションを心がけることです。
「子どもの運動会に祖父母を呼んだ方がいいのかな?」「上手な断り方がないかな?」と迷っているあなたはぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
祖父母も理解してくれて、今後も円満なお付き合いが続くようにポイントを解説していきますよ。
(※この記事の「祖父母」とは義両親のこととしてお話ししています。)
運動会に祖父母を呼びたくない理由は?
運動会に祖父母を呼びたくないと思う理由は大きく5つあります。
- 祖父母の体調が心配
- 子どもが緊張する
- 学校や会場の案内が必要になる
- 会場が混雑する
- ママ友との交流が自由にできない
パパとママ両方が参加している場合でも、ママはパパ以上に祖父母に気を遣うことが多いはずです。
まず、祖父母を呼びたくない理由を明確にして対策方法を考えてみるのもいいかもしれませんね。
それでは、一緒に見ていきましょう。
祖父母の体調が気になる
運動会は長時間立ちっぱなしや座りっぱなしになることも多いです。
春秋どちらの運動会でも気温が上がり湿度も高い時期ですから、体調には特別気をつける必要があります。
高齢の祖父母には思った以上に負担になることがあるかもしれませんね。
運動会の後に体調を崩されたりすると心配なので、それなら参加は控えてほしいと思います。
子どもがプレッシャーを感じる
子どもによっては、祖父母が見にくることでプレッシャーを感じる場合があります。
運動会は子どもたちにとって楽しい思い出を作る場であり、さらには、頑張りをママパパに見せる大切な機会でもあります。
せっかくの行事に、祖父母が来ることで子どもたちはかえって緊張してしまい、自分の力が出しきれななくなるかもしれません。
さらには、子どもたちの行動が制限されることもあります。
自由な遊びや友達との交流が制限されてしまい、かえって子どもたちはストレスを感じる可能性があるかもしれませんね。
そんな、子どもの心情を感じ取ったときにママは心穏やかにはいられないでしょう。
気遣い場面が増える
祖父母が運動会に来ることで、ママが気を遣う場面がいつも以上に増えることが考えられますね。
運動会当日は子どもの応援や写真撮影などで親は忙しく、その上祖父母のお世話も気にしなければいけないとなれば、当然パニックになってしまいます。
せっかく子どもの活躍が見れる運動会ですから、ママは子どもに集中したいのが本音ですよね!
祖父母の気持ちを考える余裕がないと、かえって失礼な態度に感じられるかもしれません。
誤解を招くことがないようにするためにも、気遣いは最小限にしたいところです。
場所取りなどの負担
祖父母を呼ぶことで、場所取りや荷物の管理などの負担が増えてしまう可能性があります。
そして、運動会の会場は非常に混雑します。
そんな中、イスや日除用品など、いつも以上に持ち物が増えるかもしれませんね。
子どものベストショットがとれる撮影場所の確保が必要であれば、朝早くから並ぶこともあるかもしれませんね。
場所取りも人数によっては広く取る必要が出てくるので、それが手間だと感じることがあります。
ママ友との情報交換ができない
運動会で祖父母のお世話をしなければいけなくなると、ママ同士のコミュニケーションが疎かになってしまうことがあります。
逆に、祖父母がいることでママ友に気を遣わせてしまうこともあるかもしれません。
ママ友との情報交換は、子育てや家庭での悩みを共有し、助言や支えを得る大切な時間です。
私も平日は仕事をしていましたので、ママ友と会う機会もそんなに多くはありませんでした。
ですが、運動会のように学校に行く時は、あらかじめ約束をして、お互いの情報交換ができる貴重な時間を過ごすようにしていましたよ。
ママにとってはストレス発散にもなる大切な時間です。
運動会参加を祖父母に断るべきタイミングと方法
祖父母を運動会に呼ばない場合には、タイミングと断り方が重要になります。
今後も家族としてお付き合いが続いていくわけですから、祖父母との間にわだかまりは作りたくないですよね。
断るべき適切なタイミングと方法を紹介していきます。
断るベストタイミングは?
断るタイミングですが、できるだけ早めに伝えることを心がけましょう。
運動会が行われる時期が
↓
春開催(5月・6月)・・・4月中
秋開催(9月・10月ごろ)・・・夏休み中、お盆ごろまで
運動会の日が近づくにつれ、祖父母の期待は広がるばかりです。
早めに話すことで、かえってギクシャクした雰囲気を避けることができるはずです。
春開催の場合は行事予定表が学校から配布される新学期始まっての4月中には、祖父母にお断りをいれておいてもいいかもしれません。
秋開催の場合は少し時間がありますので、それまでに祖父母と会うことのある「子供の日」や「夏休み」の時間を利用して話をしてもいいかもしれませんね。
断る時の方法は?最終裏技あり
断る方法はズバリ、「自分の言葉ではっきりと伝える」ことが大切でしょう。
ママパパが「今年の運動会は家族だけで楽しみたいと思っているんだ」と伝えると、祖父母も理解してくれるはずです。
また、その代わりに別の日にこどもたちと遊ぶ約束をすることも一つの手段かもしれませんね。
それでも、「断りにくい…」と思っている人、安心してください。
より効果的な方法をいくつかあげてみました。
↓
- 学校からの通達で、参加者人数の制限がある。
- 体調の不安がある場合は必ずお断りをしなくてはいけない。
- 当日は案内ができないことを事前に伝えておく。
- 保護者の参加率が高く祖父母が見れるスペースが少ない。
周りのきまりによって、「残念ですが断らなければいけない」そういった状況があることを伝えることで、祖父母の納得レベルも高まることでしょう。
運動会、祖父母に断ったあとの対応
運動会に祖父母を呼ばないという選択をした後にどういった対応が適切なのか悩むことも多いですよね。
ここでは、運動会参加を祖父母に断ったあとの対応について、いくつかポイントをご紹介します。
理由を丁寧に説明する
具体的な理由を丁寧に説明しましょう。
「体調が心配だから」、「子どもが緊張するから」、「会場が混雑するから」など、具体的な理由を伝えることで、祖父母も理解しやすくなります。
代わりにできることを提案する
運動会に来られない代わりに、別の機会に会ったり、写真や動画を共有したりといった提案をするのも良いでしょう。
祖父母との交流を完全に断つのではなく、別の形で繋がりを大切にすることが大切です。
感謝の気持ちを伝える
祖父母は、孫の成長を楽しみにしてくれています。
感謝の気持ちを伝えることで、祖父母も納得しやすくなります。
「理解してくれてありがとう」といった言葉だけで心に届くはずです。
フォローアップする
運動会が終わったら、写真や動画を共有したり、結果を伝えたりして、フォローアップしましょう。
運動会に来られなくても、孫の活躍は見たいですし、成長も喜んでくれるはずです。
運動会は家族にとって大切なイベントですが、祖父母にとっても孫の成長を見る貴重な機会です。
まとめ
結論、子どもの運動会に祖父母を呼ばなくても、大丈夫です!
むしろ、近年ではそう考える家族が増えつつあります。
ただし、注意したいのは、断る場合は「断り方」と「その後の対応」に十分注意しましょう。
円満な関係を保ちつつ、家族で運動会を楽しんでくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
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