【悩み解決】シングルマザーは実家を出る?それとも出ない?

シンママのくらし
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こんにちは。kyu-naです。
30代後半でシングルマザー になってから、私は実家に帰省しました。

なぜなら、お金がなかったからです。(切実)

子供が小さかったこともあり、専業主婦で子供や家のことをしていました。しかし、私は体が弱く、体調もみるみる悪化していき、寝込んでしまうことも多々ありました。

そういったこともあって、子供たちと実家にいったん戻りました。
子供のためにも、どうしても家族の力が必要だったからです。

自分だけでは、まだ小さい子供のご飯や身の回りのことを、充分にしてあげることが難しいと判断したからです。

この記事では、そんなシングルマザー生活の悩みについて、「どうすれば解決できるのか」
私の経験を踏まえわかりやすく解説します。

この記事を読むと、現在、同居に悩んでいる方実家を出ようかなど迷っている方にとって、
その悩みを解決するための判断の材料やきっかけが見つかるはずです。

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シングルマザー ・ファーザーの世帯状況について

厚生労働省HP資料を引用

母子家庭の世帯構成

同居世帯同居ではない世帯
母子家庭38.7%61.3%

母子家庭の同居者の種別

同居者
27.7%
兄弟姉妹9.7%
祖父母3.6%


厚生労働省HPの資料を引用

父子家庭の世帯構成

同居世帯同居ではない世帯
父子家庭55.6%44.4%


父子家庭の同居者の種別

同居者
27.7%
兄弟姉妹9.7%
祖父母3.6%

厚生労働省から出ている資料によれば、平成28年度の調べによると、母子家庭の38.7%が同居世帯です。その同居世帯の種別は「親との同居率」で27.7%になります。
一方、同居していない母子家庭は61.3%です。
母子家庭世帯の6割が、子供とシングルマザーだけの生活をしているようです。

父子家庭では、55.6%がだれかとの同居をしています。その中で「親との同居率」は44.2%。
同居していない。子どもとシングルファーザーの父子家庭は44.4%です。

シングルマザーは同居していない率が高く、父子家庭では同居率が高い。

つまり、家事育児も同時に自分でこなすのは「シングルマザー」の割合が高く、
反対に家族のサポートを受けて子育て、安定した仕事をしているのは「シングルファーザー」と読み取ることができます。

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シングルマザーが実家を出るにあたり、気をつけたいこと

【同居あり・なし version】
気をつけたい項目として各4点を上げました。

  1. 子育てについて
  2. 仕事
  3. お金
  4. ライフプラン

同居する場合

1.子育てについて
就学前の子供がいる場合などは、保育先を決める必要があります。
仕事中に子供が体調不良になったり、なにかしら緊急の迎え必要になった場合など、自分が迎えにいけれない場合には同居の両親などに頼む必要があります。
日頃から送り迎えに協力してもらったり、緊急時の連絡先などを共有しておくことが大切です。
小学生になると、風邪など引くことも少なくはなりますが、低学年までは要注意です。
環境の変化などで、大人が思う以上に子どもが疲れてることがあります。
学校の始まりなどは体調を崩しやすい時期です。
緊急連絡先などは何箇所か指定することもできるはずですので、何かあった時に連絡が取れないことがないよう、保育先や学校と連携を図り、家族の全員も知っておく必要がありますね。

2.仕事について
就学前の子供がいる場合は、まず働き方の工夫が必要です。
食事の準備などは同居の両親にお願いすることができて助かりますね。
一方、働き方としてはフルタイムにプラスして残業が多い会社だと、自分の心身も疲弊します。
家事の部分は任せることができても、子供が小さければ余計に母親との関わりも大切な時間になってきますので、バランスが大切です。
ただし、離婚前から勤務している会社であれば、生活環境にあった働き方に変えてもらったり、
時短勤務にしてもらうなど、上司に相談してみることも大切です。

3.お金について
シングルマザーは「児童扶養手当」の支給が対象になります。
児童扶養手当の支給額は所得額によって変わってきます。
同居の両親がいるシングルマザーの世帯は、世帯分離といって、同じ住所に「自分と子供の世帯」
そして「親の世帯」と2つの世帯に分けて住民登録をしているはずです。
児童扶養手当額の審査については、そういった「世帯分離」をしている(住民票が分かれている)場合でも、「自分と子どもの世帯」、「親世帯」は同じ住所の同じ家に同居しているとみなされ、自分の所得とさらに両親(扶養義務者)の所得がそれぞれ判断基準となり、両親の所得金額によっては、児童扶養手当が停止となる場合があります。(ただし、2世帯住宅や生活の空間が同じ家の中に2つある(玄関や水道メーターが2つあるなど)別であるという認識をされた場合は別世帯とみなされることもあるようです。)
ですから、両親が今も現役でバリバリと働かれているような場合は、シングルマザーの所得に関係なく、両親の所得によって児童扶養手当を受給できないケースもあります。

4.ライフプランについて
シングルマザー が仕事に行っている間、両親に家事、育児をお願いできるのは本当にありがたいことです。しかしながら、子どもは日々成長します。
今は幼くても、小学生になり中学生になり、子供の生活環境も変化していきます。かたや両親は高齢になり、生活のスタイルは子供と真逆です。
「朝早く、夜も早い」両親に比べて、「朝はゆっくり夜は遅い」の子供。
違いを受け入れることができればもちろん問題ないのですが、同じ屋根の下で暮らしていますから、お互い違ったタイムスケジュールで動く生活光景を目にした時に人間はストレスを感じます。
どちらかの生活に合わせることは、なかなか難しいです。どちらかが我慢をする状況になるのであれば、心身ともに疲れてしまいます。
子供の成長による環境の変化があることを一度考えた上で、今後のライフプランを立てることをおすすめします。

同居ではない場合

1.子育てについて
子どもが就学前だと、まずはじめに保育先を決めなくてはいけません。
それは「同居の場合」と同じです。
体調不良や急なお迎えの必要が出た場合、頼める親族がいるのか?自分が会社を休めるのか。
など、緊急時の対応がきちんとできるかどうか、考える必要があります。
同居していなくても、近く人両親がいる場合はお願いしやすいかもしれません。

2.仕事について
子どもの年齢によって、シングルマザーの働き方は変わるかもしれませんが、小さな子どもがいる場合、フルタイムでさらに残業時間が多い仕事だと、正直しんどいです。
子供が小さい時は児童扶養手当をもらいながらパートタイムや時短で働くこともあるかもしれません。
最近は、延長保育が遅くまで利用できたり、学童の受入れも時間を延長してくれる施設も増えてきました。その辺をうまく活用しながら、シングルマザーと子どもの生活に支障が出ない働き方を見つけた方が良いかもしれません。
子どもが小さいと、「子どものことを優先できるような仕事」につかなくてはと考えがちです。最近ではベビーシッターや保育サービスが充実してきました。近く人住む親族などがいたら、そういった協力やサービスを使いながらできる働き方がいいかもしれません。

3.お金について
同居とは違って、アパート等に住んでいる場合、アパートの賃料がかかります。
そして食費や水道光熱費、町内会費なども、当然必要になってきます。
例えば今まで実家で両親と同居していた場合、そこではかからなかったあらゆるお金が、まるごとかかってくるので、ある程度の収入や貯蓄が必要ですよね。
児童扶養手当の受給があれば、その分を家計に回したりなど、収入と支出のバランスを確認する必要があります。

4.ライフプランについて
同居とは違い、生活に一定のお金がかかります。
自分と子供の生活という面では自由に時間をコントロールすることが可能ですが、家事育児仕事を全部
自分でこなさなくてはいけません。
子供が成長して中学生くらいになると、任せることができる家事が少しずつ増えてきます。
本当に助かります。
育児は成長とともに軽減はしてきますが、その分必要になるお金はアップします。
習い事や塾のお金、食費の増加など、成長とともに生活水準の変化も今のうちから考えておきましょう。

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シングルマザーの悩み Q&A

悩みはつきないものです。
同じ悩みがぐるぐると頭を周り、どうしていいかわからなくなります。

シングルマザーが不安に感じることは主に3点だと思います。

お金のこと

お金のことなんだけど、

シングルマザーだしどうしてもお金の不安が拭えないのよ。

子供がいるから生活費も心配だし。 

これから先、どれくらいお金がかかるのか心配。

まず初めに、自分にとっての優先順位を決めることが大切だよ!
決めれない時は紙にでも書き出してみてー! 

書き出すことで、自分の悩みが明確になるので。
頭で考えていても、悩みが一体何かが理解していないことが多いからです。

シングルマザー になりたての時、私の優先度は、

子供=自分の健康>仕事住居・生活場所・自立

仕事をしないと生活にも困るし、子どもには負担をかけたくない。
体調を崩していた当時の私には、アパートの賃料を払っていける経済力がなかったので、
ありがたい気持ちで、実家に戻ることを決意したのです。
まずはあなた自身の気持ちを整理してみてください。

子どものこと

子どものことなんだけど、まだ手がかかるから1人にはできないし。
やっぱり子どもにとっては母親が家にいて欲しよね。

でも仕事しなくちゃいし、どうしよう。

今いくらの収入があって、どれくらいの支出がありますか?

スプレッドシートやエクセルなどを利用して、

本当に簡単でいいから家計簿的なものを作成してみるのはどう?

最初は細かな項目は設定せず、ざっくりで構わないよ。

そうすればる、「これぐらいの収入があれば生活ができる」

ってイメージが湧くかも!安心にもつながるよ!

最初は頭でなんとなく考えていたので、予想外の支出にびっくりしたこともあります。
余裕がないとつい目をつぶりたくなりますし、私もあまり考えないようにしていました。
しかし、それはあまりいい解決法ではなかったので、おすすめしません。
現時点での収入と支出のバランスを把握して、仕事選び、生活に役立てましょう。

家計節約情報はこちら

両親のこと

同居両親が子供のことに口出すことが多くて、

喧嘩が絶えないの。

子供と同居両親の生活スタイルが合わなくて、

お互いにストレスがたまってるわ。

あらあら、それは大変!

年齢によって生活習慣、趣味嗜好も違うから

それは自然なことで仕方がないことよね。

子どもは成長とともに、自立心が芽生えてくるから、

お互い話し合いで解決できるように話を合わせてあげるのも

いいかもしれないね。

ただ、お互いにストレスが溜まるようだったら、

生活環境を変える必要もあるかもしれないね!

まとめ

シングルマザーの悩みは尽きないものですが、

まず、

あなたの気持ちはどこにありますか?
あなたは子どもたちとどうなりたいですか?

そのなりたいという強い気持ちがあれば、
自然とモチベーションアップにつながります。

目標はいつでも修正すればいいので、

あなたはどうなりたいか?

を明確にすることをおすすめします!
それによって目標が定まり、進む方向が定まります。

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